特別な技術がない人や、外に出て働きにくい立場にいる人にとっては、在宅ワークは強い味方になります。自宅にいながら空いた時間を使って作業し、月にいくらかの収入を得ることができるのですから、本当にありがたいことです。実際に在宅ワークをしている人の年齢や性別の分布がどうなっているかはよくわかりません。お給料だけでは不十分だと感じる二、三十代の人が多いのか、子育て中の若いお母さんが主流なのか、もしかしたら定年退職後の副業として取り組んでいる人もいるかもしれません。

若くていくらでも外で働くことができそうな人でも、かなりの田舎で仕事口自体がそれほどないような地域に住んでいる人には、ネットを使った在宅ワークは住んでいる地域のハンデがないという特徴があります。今では一昔前のような十分な年金をもらえる人ばかりではないということが周知されるようになってきて、70歳まで働く、なんていう言葉を目にする機会も増えてきています。元気な高齢者が多いので、外で働くこともできるでしょうが、稼げる副業も選択肢の一つになっているのではないでしょうか。これからの高齢者は自由にネットを使いこなすでしょうし、若い人との技術の差などはなくなるでしょう。差があるとすれば視力の低下はじめ体力面の不安だけでしょう。

多くの高齢者が、この先在宅ワークに大挙して押し寄せてくると仮定すると、高齢者が若者の仕事を奪っているという論調が目立つようになるかもしれません。何が問題なのか、どうすれば解決するのかは簡単ではないでしょう。働きたい高齢者が、お金があるならまだしも、働かないと食べていけないの人が若者のためだからと仕事を我慢するとは思えません。高齢者でも若者でも中年でも、仕事したい人がしたいだけの仕事が十分にあるような社会であって欲しいと思います。元気なのに仕事がないことほど辛いことはありません。社会情勢が不安定な国は若者の失業率が高いようですから。